抜歯と同時にインプラント治療!?

〜通常2回で行う処置を1回でまとめて行う〜

インプラント治療においてこれまで多くの場合、状態が悪くなってしまった歯を抜歯し、傷が治ってからインプラント治療を行っていました。つまり、歯を抜くために麻酔をしてお薬を飲んで、またインプラントを骨の中に埋め込むために麻酔をしてお薬を飲んでと、麻酔を伴う手術を2回行っていました。

 

しかし、条件が満たされれば、これを1回でまとめて行うことができ、麻酔の回数、手術の回数を減らすことができ、体への負担も最小限で済みます。さらには、最大で治療期間を3ヶ月も短縮できます。

 

具体的には、状態の悪い歯を抜いたと同時にインプラントを埋め込む手術を行います。この方法を行うためには様々な条件をクリアする必要があるのですが、条件さえ整えば非常に有益な方法です。

特に抜歯予定の歯の周りに、「必要最低限な健康な骨が存在している」、「大きな膿がない」という条件がなければほとんどのケースでこの方法が適応可能です。また、歯周病(歯槽膿漏)がなく歯茎の状態が健康に保たれていることも大切です。

 

インプラントの治療期間が長くてためらっていた方、手術や麻酔が怖くて遠ざけていた方などは一度詳しく検査をしてみることをお勧めいたします。もしかしたら、上記の方法で最も少ない負担かつ最短でインプラント治療による噛み合わせの回復や審美性の改善ができるかもしれません。

まずはどうぞご相談ください。