みなさんの舌は何色をしていますか?鏡で舌をじっくり見たことありますか?ぜひ一度見てください!舌は健康な時には淡いピンク色をしていますが、汚れが付着していたり、表面で細菌が繁殖すると舌は白くなったり、茶色くなったり、時には黒くなったりします。特に、疲れた時や、新陳代謝が低下している時、お口の中が乾燥している時は要注意です。
舌のケアをしないと、以下のような可能性があります。
・口臭の発生
・味覚への影響
・誤嚥性肺炎やインフルエンザなどの感染症のリスクの増加 などなど
そもそもなぜこのようなことが起こるのかというと、舌の表面にある多数の細かい凹凸が関係しているのです。よ~く見ないとわかりにくいのですが、この凹凸があることでたくさんのメリットがある一方、「汚れがつきやすい」「細菌の住処となりやすい」といったデメリットもあるのです。これが、上記のようなトラブルの原因となってしまうのです。
では、どのようにケアするとよいのでしょうか。舌磨き専用ブラシを使うことをおすすめです。これを「舌ブラシ」と言います。硬くない歯ブラシもできます。
①お口の中を十分に水で潤してください。
②ブラシに水をつけます。
③舌をできるだけ前に出し、ブラシを奥から手前に一方向に磨きます。この時、力強く磨く必要はなく、優しくなぞるだけで十分です。
・舌の横腹も磨き忘れないようにしましょう。
・回数は10回前後でよいです。
④最後に水で十分にうがいをして終わりです。
⑤磨いたブラシはしっかりと水洗いして清潔に保ちましょう。
舌は歯と違って柔らかいので、やりすぎによって傷がつきやすく、注意が必要です。舌の汚れは一度の清掃では完全に除去することは難しいです。一度に完全に除去しようとすると、傷ができて痛みや感染の原因となる可能性があります。毎日継続して清掃を行うことで徐々に綺麗なピンク色になってきます。
硬い歯ブラシでは決して磨かないでください。傷がついてしまい、荒れや痛みの原因となってしまいます。舌ブラシでも痛かったり違和感が強い方は、別に専用スポンジがありますので、こちらの使用をオススメします。
1日1回を目安に始めてみましょう。まずはスタッフまでお声がけください。お待ちしております。