金属バネのない入れ歯 ①ノンメタルクラスプ

ノンクラスプノンメタルクラスプ

部分入れ歯をお持ちの皆さん、入れ歯の見た目を気にしたことがないでしょうか?

保険適応の入れ歯は、保険で定められたルールに従って設計・製作しなければならないため、お口の目立つところにバネが見えてしまうことが多くあります。

当院では、院内技工士と連携をとりながら、可能な限り見た目(審美性)にも配慮して製作しておりますが、やはり限界があるのが事実です。

 

接客業や人前に出るようなお仕事で見た目を気にされる方、入れ歯を装着していること自体を他人に知られたくないとお考えの方など、入れ歯の審美性も十分に高めたいとお考えの方にお勧めできる入れ歯がいくつかあります。その1つが「ノンメタルクラスプ義歯」と呼ばれるものです。

ノン=無い メタル=金属 クラスプ=バネ からできた造語で、見えるところに金属のバネが無い入れ歯となります。金属を全く使用しないわけでは無く、入れ歯の強度・機能性を十分に確保するために、裏側で金属のフレームを使用する事が多いです。

本来金属のバネをかけるところには、歯茎の色に近いピンク色の樹脂製のバネがかかります。

これにより、装着した状態では、金属のバネが歯の表側にくることはなくなるため、目立ちにくく見た目が美しくなります。

 

しかし、保険適応外のため費用がかかる、症例によっては適応できない、修理が必要となった場合に一手間かかるなどのデメリットがあります。

 

当院では見本をご用意しておりますので、ご興味のある方は、まずは実際に触ってみてください!ご希望の方はお気軽にスタッフにお声がけください。