みなさんは、歯を失った時の治療法としてどのようなものをご存知でしょうか?
入れ歯やブリッジ、近年ではインプラント治療をご存知の方も増えたのではないでしょうか。
ブリッジは残っている歯を支えとして、咬み合わせを回復させる治療です。比較的違和感も少なく十分に噛めるという利点があります。しかし、支えとなる歯に大きな負担がかかってしまうという欠点があります。また、取り外しができないため、問題を生じた時の対応が複雑となります。
入れ歯は残っている歯にバネを引っ掛けて装置を装着し、かみ合わせを回復させる治療です。他の治療と比べ大きな装置となるため、異物感が大きいという欠点があるものの、取り外しが可能であるため、問題が生じた時に対応が容易です。またブリッジと比べ支えとなる歯への負担が少ないです。
インプラントは歯を失った顎の骨に人工歯根を埋め込み、そこに歯を装着するという方法です。そのため、残っている歯への負担がほとんどない治療法です。より本物の歯に近い感覚で使用でき、違和感も少ないです。しかし、保険適応外であり治療費が高額であること、さらには外科的な手術が必要となり、治療期間が4ヶ月以上かかるという欠点があります。
ブリッジ・入れ歯・インプラントいずれの治療も失った咬み合わせを回復し、残っている歯と調和しながら、「好きなものを好きなだけ食べていただく」・「しっかりと噛んで消化を助ける」・「見た目を回復して会話を愉しむ」などといった治療目的は変わりません。それぞれの治療には一長一短があり、残念ながら万人に適応可能な最善の治療法はありません。そのため、各治療法についてしっかりと吟味し、あなたに最善の治療法を一緒に検討し、治療していきましょう!まずはスタッフまでご相談ください。